おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-168ページ「第2-3-31図 M&A実施効果についての満足度(相手先の探索意向別)」を読みましたが、今日はⅡ-169ページ「第2-3-32図 M&Aの成立前後において、重点的に実施したPMIに係る取組」を読んでいきます。
下図から、M&A成立前後において、重点的に実施したPMIに係る取組を見ると、M& A 成立前においては、「相手先経営者とのコミュニケーションを通じた相互理解」が最も多く、M & A 成立後においては「相手先従業員とのコミュニケーションを通じた相互理解」、「相手先経営者とのコミュニケーションを通じた相互理解」が同程度に多い。
このことから、M & A 成立前後において、経営者とのコミュニケーションに継続して注力しつつ、成立後においては、従業員とのコミュニケーションにも同程度に注力していることがうかがえる。
脚注に「PMI」とは、M&A成立後の一定期間に行う結合作業に加え、狭義のPMIの後の継続的な取組を含めたプロセス全般のことを指すとあります。継続的な取組、特に、買収された従業員への配慮を、買収が決定した直後から、地道に、木目細かに行う配慮が求められているということように読み取れますね。
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