おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-136ページ「第2-3-7図 イノベーション活動への取組状況(経営方針別)」を読みましたが、今日はⅡ-137ページ「第2-3-8図 今後の金融機関からの借入意向(経営方針別)」を読んでいきます。
下図から、企業の経営方針別に今後の金融機関からの借入意向を見ると、2023 年における経営方針について「新たな需要を獲得するための行動をするべき」、「付加価値を高めるための行動をするべき」と回答した企業の方が、「損失を避けるために静観するべき(投資行動等は行わない)」と回答した企業よりも、「借入意向あり」と回答した割合が高いことが分かる。
この結果から一概にはいえないが、「新たな需要を獲得するための行動をするべき」、「付加価値を高めるための行動をするべき」と回答した企業は、将来の投資行動に備え、資金調達を検討している可能性がうかがえる。
たしかに新規市場進出、新商品開発という新規事業に積極的に取り組もうとする経営者が、資金調達先として金融機関を真っ先に考えているという姿には強く納得します。金融機関もそういう経営者には期待が高まるし、お互い話をしていても刺激を受けて面白いということなのでしょう!
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