おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-135ページ「第2-3-6図 イノベーション活動の定義」を読みましたが、今日はⅡ-136ページ「第2-3-7図 イノベーション活動への取組状況(経営方針別)」を読んでいきます。
下図から企業の経営方針別にイノベーション活動への取組状況を見ると、「イノベーション活動に取り組んだ」と回答した割合は、「新たな需要を獲得するための行動をするべき」、「付加価値を高めるための行動をするべき」と回答した企業では半数程度である一方、「損失を避けるために静観するべき(投資行動等は行わない)」と回答した企業では約2割にとどまる。
イノベーションに敏感な企業ほど、数値が高まるという傾向が読み取れます。要するに、「新たな需要を獲得するための行動をするべき」又は「付加価値を高めるための行動をするべき」という経営方針を掲げる企業は、設備投資、M & A やイノベーション活動などの投資行動に意欲的ということです。経営者は新たな需要の獲得や付加価値を高めるための活動に挑戦的であれということですね!
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