おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-133ページ「第2-3-4図 成長に向けた設備投資の実施状況(経営方針別)」を読みましたが、今日はⅡ-134ページ「第2-3-5図 M&Aの実施状況(経営方針別)」を読んでいきます。
下図から、企業の経営方針別に M & A の実施状況を見ると、M&Aを「実施した」と回答した割合は、「新たな需要を獲得するための行動をするべき」、「付加価値を高めるための行動をするべき」と回答した企業ではそれぞれ4%台である一方、「損失を避けるために静観するべき(投資行動等は行わない)」と回答した企業では2%となっている。
図2-3-4を見る限り、企業の設備投資は「新たな需要を獲得するための行動をするべき」、「付加価値を高めるための行動をするべき」と回答した割合が約半数であったが、今回のM&Aでは、その割合は少なくなっています。要するに、M&Aの目的は、これらではなく、他の所にあるということがいいたい結果なのでしょう。とりあえず、読み進んでいきましょう!
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