おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力（ながおかつとむ）です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-119ページ「第2-2-55図 「経営理念」、「経営ビジョン」、「経営戦略」の社外への発信状況」を読みましたが、今日はⅡ-120ページ「第2-2-56図 「経営理念」、「経営ビジョン」、「経営戦略」の策定状況（エクイティ・ファイナンスの活用状況別）」を読んでいきます。
下図から、エクイティ・ファイナンスの活用状況別に、「経営理念」、「経営ビジョン」、「経営戦略」の策定状況を見ると、エクイティ・ファイナンスを「活用したことがある」企業の方が、「経営理念」、「経営ビジョン」、「経営戦略」のいずれについても、「策定している」と回答している割合が高いことが分かる。
エクイティファイナンスを実施しているのに、経営戦略を策定していない。これはさすがにあり得ないので、この結果については、信憑性は低いように感じます。また経営理念が不明な企業や経営者に、誰が出資するのでしょうか。この設問は限りなく100％に近い「YES」を期待していたのに、思ったよりも高くないということに驚いてしまいますね。
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