おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-107ページ「第2-2-43図 取引先の再生支援に取り組む際、連携又は紹介する頻度が高い機関」を読みましたが、今日はⅡ-109ページ「第2-2-44図 成長投資への資金を借入れで調達したことによる問題」を読んでいきます。
下図から、成長投資への資金を借入れで調達したことによる問題について見ると、「借入金の返済に向けて投資した事業から早期に利益を生み出さなければならず、大きなチャレンジはしにくかった」、「希望した金額を調達することが出来ず、当初の予定よりも小規模な取組みしか出来なかった」と回答した割合が約4割を占めていることが分かる。
白書は、金融機関からの借入れは、収支状況を問わず約定どおりの額の返済が前提とされることから、特に収益の不確実性が高い新規事業においては、借入れによる資金調達では企業はリスクを取りづらい可能性がある。<略>一方、エクイティ・ファイナンスは、借入れと異なり定期的な償還をする必要がなく、また新たな外部株主から経営・事業面の支援も期待できることから、挑戦に適した手段であると考えられる、とある。目下のわたしの課題は、支援企業に対するエクイティ・ファイナンスをいかに進めるかなので、ここがまさに必要としている知識です。じっくりと読んでいきます!
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