おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-103ページ「第2-2-40図 再生支援の効果(経営改善計画の策定における金融機関の関与度合い別)」を読みましたが、今日はⅡ-105ページ「第2-2-41図 金融機関から最も受けたい再生支援」を読んでいきます。
下図から、企業が今後、金融機関から最も受けたい再生支援について見ると、「条件変更相談に対する柔軟な対応」と回答した企業の割合が最も高く、次いで「収益力改善に向けた助言や経営支援」、「経営改善計画書の策定支援」となっていることが分かる。
弊社は金融機関ではないし、わたしはその専門でもないので、「条件変更」に対する具体的な相談を受けたことはないのですが、これほど数値が高いというのは、その難易度の高さを示しているということの顕れなのでしょう。条件変更を受ければ、金融機関の利益は減少する。だが、それを補ってもあまりある何か、つまり、金利を下げて欲しいといきなり切り出すのではなく、自社の経営状況からじっくり説明する。そのためには、より入念な準備が必要ということなのでしょうね!
#中小企業診断士 #2024年版中小企業白書 #地域活性化伝道師
応援クリックお願いします!