おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-101ページ「第2-2-38図 経営改善計画の策定状況」を読みましたが、今日はⅡ-102ページ「第2-2-39図 再生支援の効果(経営改善計画の策定状況別)」を読んでいきます。
下図から、経営改善計画の策定状況別に、再生支援による効果の有無を見ると、「策定済みであり、金融機関のモニタリングを受けている」と回答した企業において、再生支援の効果を最も実感していることが分かる。
このことから、金融機関による経営改善計画の継続的なモニタリングは、再生支援の効果を高めることが示唆される。
経営改善計画のモニタリングとは、ネットで検索すると、「計画に対する進捗状況を管理すること」とあります。また、中企庁が作成した資料には、「進捗確認」、「取組状況の確認」、「対応策の検討と事業者へのアドバイス」とあるので、金融機関から、定期的に、これらを受けられる。さらに、施策として、これらに要する費用の3分の2、上限100万円の補助が受けられるので、中小企業の負担が少なく、経営改善が図れることから効果が得られるということでしょう。具体的にどのような取組があるのか、ここを学びたいところですね!
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