おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-77ページ「第2-2-19図 直近3年間程度で直面した成長に向けた経営課題における、金融機関への相談状況」を読みましたが、今日はⅡ-78ページ「第2-2-20図 直近3年間程度における、金融機関による経営支援の利用有無」を読んでいきます。
下図から、直近3年間程度における、金融機関による経営支援の利用有無を見ると、「受けたことがある」と回答した企業の割合が最も高い経営支援は「諸制度の情報提供」であり、次いで「販路・仕入先拡大支援」、「経営計画・事業戦略等策定支援」、「財務・税務・法務・労務相談」となっている。
諸制度とは、恐らく、補助金か助成金の活用のことでしょう。その企業の実情をよく知っていれば、最適な諸制度の活用を提案できるのが、金融機関の強みと言えます。中小企業の資金負担を減らし、かつ、融資額を増やす。結果、中小企業が飛躍していけば、次の投資が必要になる。この好循環を形成するのが、金融機関の役割、存在意義と感じますね!
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