おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-75ページ「第2-2-17図 取引先の信用力評価において、金融機関が重視している項目」を読みましたが、今日はⅡ-76ページ「第2-2-18図 直近3年間程度で直面した、成長に向けた経営課題」を読んでいきます。
下図から、中小企業が直近3年間程度で直面した、成長に向けた経営課題について見ると、最も優先的に対応すべき経営課題は、「収益力の拡大」であり、次いで「人材の確保」、「営業力・販売力の強化」となっていることが分かる。
また、次点で優先的に対応すべき経営課題は、「営業力・販売力の強化」が最も高く、次いで「人材の確保」、「人材の育成」となっていることが分かる。
次点で優先的に対応すべき経営課題までの結果を見ると、中小企業が抱える経営課題は多様であることがうかがえる。
経営者の仕事は、ヒトづくり、カネづくり、そして、仕事づくりであることがこの結果からも裏付けされます。そのときによって、優先順位がことなってくるのでしょうが、あちらを立てればこちらが立たず。この3つがブンブンと経営者の頭の周りを飛び回っているのでしょう。経営者でいる間は、決して終わることがない、半永久の仕事だと思って、割り切るしかないのでしょう!
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