おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-73ページ「第2-2-15図 借入申込時において、金融機関の担当者に対して重点的に説明した内容(調達目標額に対する実際の調達割合別)」を読みましたが、今日はⅡ-74ページ「第2-2-16図 成長に向けた投資計画において、金融機関が計画の実現可能性を判断する上で重視している着眼点」を読んでいきます。
下図から、成長に向けた投資計画において、金融機関が計画の実現可能性を判断する上で重視している着眼点を見ると、「投資総額の妥当性」と回答した割合が最も高く、次いで「投資収益の継続性」、「黒字化までに要する期間」となっていることが分かる。
金融機関は計画の実現可能性を判断する上で、企業規模や投資収益に見合った投資額であるか、また安定的な収益確保が期待できるかといった点について、重視していることがうかがえる。
投資総額の妥当性、つまり、過剰な投資となっていないか。経営者としては妥当な金額であっても、金融機関から見ると、過剰と判断されることは相当に多いのではないでしょうか。また、経営者だけでなく世の中にも経験がない取組の場合は、その根拠が不明なので、過剰と判断されるように感じます。とはいえ、経営者のやる気や事業化の可能性をこの段階で握りつぶしては本末転倒なので、この審査には相当な時間がかかるのでしょう!
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