おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-72ページ「第2-2-14図 借入申込時において、金融機関の担当者に対して重点的に説明した内容」を読みましたが、今日はⅡ-73ページ「第2-2-15図 借入申込時において、金融機関の担当者に対して重点的に説明した内容(調達目標額に対する実際の調達割合別)」を読んでいきます。
下図から、調達目標額に対する実際の調達割合別に、借入申込時において、金融機関の担当者に対して重点的に説明した内容を見ると、「目標額以上の額を調達」した企業は、「目標額未満の額を調達」した企業に比べて、特に「投資目的」について重点的に説明していることが分かる。
成長投資に当たって、金融機関から「目標額以上の額を調達」するためには、何のために行う投資であるか、投資によってどのような効果が期待できるかといった点を明確にし、金融機関に対して重点的に説明することが重要であることがうかがえる。
要するに、「今後の収支見通し」だけでなく、その「投資目的」もしっかりと説明するということです。それにしても、目標額未達の方は、「投資目的」について、あまり説明していないということなのでしょうか。そもそも「投資目的」の説明から入らないと、話が流れないような気がします。つまり、「投資目的」を説明しているが、それが伝わっていない、若しくは、その中身の魅力が乏しいと感じられます。聞き手である金融機関がワクワクするような投資であることが、目標額確保の条件ということですね!
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