おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2024年版「中小企業白書」のⅡ-60ページ「第2-2-2図 金融機関の貸出態度判断DIの推移(企業規模別)」を読みましたが、今日はⅡ-61ページ「第2-2-3図 金融機関の貸出態度判断DIの推移(中小企業、業種別)」を読んでいきます。
下図から、中小企業の貸出態度判断DIについて、製造業と非製造業での比較で、2020年下期以降、足下までのDIの水準を見ると、全産業においては緩やかな低下傾向にある中、特に製造業において 2020年以降、大きく低下傾向にあることが分かる。
この図でグレーの縦棒が3カ所ありますが、これは、内閣府が景気後退期と捉えた期間であるという脚注があります。この期間を超えても、全体的な右肩下がりは止まらないどころか、さらに悪化しているようです。今日、自民党の新総裁が決定するとのことですが、この事態に対して、耳障りの良いことだけでなく、直面している現実を踏まえ、どのような対策を考えているのか、具体的に語って欲しいですね。
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