おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-203ページ「第2-2-65図 経営者が創業時に身につけていた能力・強みの数別に見た、売上高成長率の分布」を見ましたが、今日はⅡ-204ページ「第2-2-67図 創業時の人材確保(人数面・能力面)状況別に見た、売上高成長率の分布」を見ていきます。
下図から、創業時の人材確保状況別に、売上高成長率の分布を見ると、人数面、能力面のそれぞれにおいて、創業時に確保できているほど、売上高成長率が高い企業の割合が多くなることが分かる。
創業時には、人数・能力のそれぞれの観点で、人材確保に注力することが重要である可能性がうかがえる。
どんなに機械化やAIが進んでも、生身の人間に勝るものはないと考えたくなる結果ですね。
とはいえ、経営者に必要なのは使える人間であって、誰でも良いと言うわけではないところに難しさがあります。
特に人手不足の今、どうしても中小企業は採用に弱腰になります。そんな隙を突いて、本来望ましくない人材を採用してしまい、会社が大混乱に陥ったという話を聞きました。
これほどしっかりした会社でもこんなことがあるのかと、驚いてしまいますが、喉から手が出るほど人材が欲しい時こそ、慎重に採用した方がよいのかもしれませんね!
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