おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-178ページ「第2-2-47図 M&Aを実施する際の障壁(買い手)」を見ましたが、今日はⅡ-180ページ「第2-2-48図 中小企業におけるPMIの認知度」を見ていきます。
下図から、中小企業におけるPMIの認知度について見ると、PMIについて「聞いたことがない」と回答した企業が7割を超えており、中小企業の大半が PMIを認知していない状況にあることが分かる。
この結果について白書は、PMIについて、更なる普及・啓発が必要と考えられる、とあります。
PMIとはポスト・マージャー・インテグレーションのことのようです。わたしも初めて知りました。
それはともかく、白書は、M&Aにおいて買い手の立場としては、「相手先従業員等からの理解が得られるか不安がある」点や「期待する効果が得られるかよくわからない」点が障壁となっており、円滑な組織融合や期待した効果の発現等を懸念している様子がうかがえる。
これらの懸念を解消するためには、デュー・ディリジェンスをはじめとするM&A成立前の取組のほか、M& A成立後の PMIを通じた円滑な統合が重要と考えられる、とあります。
読み進んでいきましょう!
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