おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-175ページ「第2-2-44図 希望するM&Aの相手先企業の特徴(買い手)」を見ましたが、今日はⅡ-176ページ「第2-2-45図 M&Aの目的(買い手)」を見ていきます。
下図から、買い手としてM& Aに関心がある企業を対象に、M& Aの目的を見ると、「売上・市場シェア拡大」が最も高く、7割を超えている。また「新事業展開・異業種への参入」と回答する割合も3番目に高く、M& Aを企業規模拡大や事業多角化といった成長戦略の一環として捉えている企業が多いことが示唆される。また、「人材の獲得」が5割を超えており、M& Aを人材獲得の手段として捉えている企業も存在すると考えられる。
近視眼的には売上を狙うのは当然かと思いますが、この結果から、自社の弱みを克服したいという経営者の真意を感じます。M&Aという千載一遇の機会を、自社の強みに変換する。このような経営戦略の構築が求められるということなのでしょう!
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