おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-257ページ「第2-2-164図 投資家タイプ別投資額の推移」を見ましたが、今日はⅡ-258ページ「第2-2-165図 ベンチャーキャピタル投資(対GDP比)の国際比較」を見ていきます。
下図から、G7諸国におけるベンチャーキャピタル投資(対GDP比)の比較を見ると、日本のベンチャーキャピタル投資額の対GDP比は0.03%であり、G7諸国の中ではイタリアに次いで低いことが分かる。
この結果について白書は、日本におけるスタートアップ向けの投資額は増加傾向にあるものの、米国などと比較すると依然として大きな差があり、スタートアップの資金調達環境の整備が求められている状況にある、とあります。
こう見ると、日本は低いように感じますが、英仏独と比べて数字は遜色ないので、妥当な位置づけと言えるのではないでしょうか。
そもそも、ベンチャーキャピタルを言葉では理解していますが、具体像が全く思い浮かびません。
単なる金持ち集団ではないことはなんとなく分かりますが、どのように投資先を探しているのか、この辺を知りたいですね。
また、G7の順位付けで、カナダが上位に来るのは珍しいような気がします。もしかすると、カナダは、ベンチャーキャピタルが活発なのかもしれませんね。
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