おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-251ページ「第2-2-160図 今後の増資による資金調達の活用意向(売上規模別)」を見ましたが、今日はⅡ-251ページ「第2-2-161図 増資による資金調達を検討したいと思う理由(売上規模別)」を見ていきます。
下図から、増資による資金調達を検討したいと回答した企業に対して、その理由について見ると、全体及びいずれの売上規模においても、「収益化までに時間がかかる新しい事業にチャレンジができる」の回答割合が最も高くなっており、次いで「アフターコロナを見据え、事業転換のための投資ができる」、「中長期的な目線で研究開発等ができる」と回答している企業の割合が高くなっている。
この結果について白書は、返済の必要がない資金というエクイティ・ファイナンスの特徴が、新規事業や事業転換といった取組のための資金として適していると考えている事業者が一定程度存在することがうかがえる、とあります。
この回答からも分かるとおり、増資を受けることができる企業というのは、中長期の事業計画がしっかりしていてる。
そのため、出資者は安心と期待を含めて、投資ができるということなのでしょう。
やはり成長する企業には理由があるということですね!
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