おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-183ページ「第2-2-98図 KPIの認識状況別に見た、労働生産性の水準(2019-2020 年平均の中央値)」を見ましたが、今日はⅡ-183ページ「第2-2-99図 KPIの確認頻度」を見ていきます。
下図から、経営層による KPI の確認頻度を見ると、月に1回以上確認している企業が約7割となっている。
また、確認頻度別に、労働生産性の水準を見ると、年に1回程度又は確認していない企業と比べて、半期に1回以上確認している企業の方が労働生産性の水準が高い傾向にあることが分かる(第2-2-100図)。
この結果について白書は、今回の調査だけでは一概にはいえないものの、KPIをより高い頻度で定期的に確認することで、自社の経営目標達成に向けてPDCAサイクルを有効に回すことができ、企業業績にプラスの効果が生まれている可能性が考えられる、とあります。
「報・連・相」って、今でも言うのでしょうか。チームで推進するためには、この動作が必須なのでしょう。ですが、常勝チームの監督を見ていると、この動作に対する反応だけでなく、周囲からも、働きかける見守り力があるように感じます。数字ばっかり言われてもウンザリしますよね!
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