おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-173ページ「第2-2-86図 事業領域を見直した経験の有無」を見ましたが、今日はⅡ-173ページ「第2-2-87図 事業領域を見直した時期」を見ていきます。
下図から過去に事業領域を見直した経験があると回答した企業について、見直した時期を見ると、リーマン・ショックや東日本大震災、新型コロナウイルス感染症拡大を契機としている企業が多いことが分かる。
この結果について白書は、経済ショックなどが起こった際には、売上げ、利益の減少や、サプライチェーンへの影響といった企業の事業継続に係る影響が生じることから、事業領域の見直しを迫られたものと推察される、とあります。
事業領域とは自社の存在意義のことです。よって、よほど強い事象がないと、見直すきっかけは生まれないと思います。
その引き金を引いたのが、白書にあるとおり、東日本大震災やコロナウイルス。現在も想定外の大きな災害が相次いでいるので、やむを得ず、事業領域の変更に迫られている経営者が多いのでしょう。
単なる方向転換とは訳が違います。この重さを認識したいと思います!
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