おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2023年版「中小企業白書」 Ⅱ-116ページ「第2-2-38図 従業員規模別及び人事評価制度の有無別に見た、売上高増加率(中央値)」を見ましたが、今日はⅡ-117ページ「第2-2-39図 人事評価制度の見直し状況別に見た、売上高増加率(中央値)」を見ていきます。
下図から、人事評価制度の見直し状況別に、売上高増加率について見ると、人事評価制度を定期的に見直している企業では、売上高増加率が高く、10年以上見直していない企業では、特に低いことが分かります。
この結果について白書は、企業の成長に当たっては、人事評価制度を導入するだけでなく、外部環境や内部環境の変化に合わせて制度を見直していくことが重要である、とあります。
増収増益の追い風状態にあると、人事評価の信頼性が高まるので、見直しも容易になるということなのでしょう。
逆風下では、そうはいかない。ですが、そういう時こそ、経営戦略とともに人事評価を見直す好機と、前向きに捉えなさい、ということなのでしょうね!!
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