第10回事業再構築補助金の申請を受け付けています!
検討されている方、ご興味のある方、ちょっとだけ話を聞いてみたいという方、お待ちしております!!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2022年版「ものづくり白書」 「第2章 生産」「第2節 サプライチェーンの強靭化に向けた取組」 83ページ「図431-1 ものづくりの工程・活動におけるデジタル技術の活用状況」を見ましたが、今日は84ページ「図431-2 デジタル技術の活用により効果が出た項目(複数回答)」を見ていきます。
下図について白書は、ものづくりの工程・活動においてデジタル技術を活用していると回答した企業(以下「デジタル技術活用企業」という。)におけるデジタル技術導入の効果をみると、「生産性の向上」(55.6%)の割合が最も高く、次いで「開発・リードタイムの削減」(41.5%)、「作業負担の軽減や作業効率の改善」(37.3%)、「在庫管理の効率化」(33.9%)、「高品質のものの製造」(31.4%)、「過去と同じような作業がやりやすくなる(仕事の再現率向上)」(30.0%)の順となっている(図431-2)。
製造や開発・設計、生産管理の工程等において、約7割の企業がデジタル技術を活用する中で、生産、作業工程などにおける効率化や簡素化を実現し、製品の品質や生産性の向上につなげていることがうかがえる、とあります。
この数字をどのように捉えるべきなのでしょうか。
リードタイムや作業効率が改善するのは、当たり前のことで、問題は「生産性の向上」です。
であるにもかかわらず、「生産性の向上」という回答が56%というのは、期待よりも低いということではないでしょうか。
もしかしたら、現状に、経営者が悩んでいる。気のせいだとよいのですが・・・!
#中小企業診断士 #2022年版ものづくり白書 #地域活性化伝道師
応援クリックお願いします!