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信頼が醸成される瞬間とは??

第10回事業再構築補助金の申請を受け付けています!
検討されている方、ご興味のある方、ちょっとだけ話を聞いてみたいという方、お待ちしております!!

 おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。

 昨日は、2022年版「中小企業白書」 「第3章 共通基盤としての取引適正化とデジタル化、経営力再構築伴走支援」 Ⅱ-381ページ「第2-3-91図 経営力再構築伴走支援モデルの三要素」を見ました。

 今日は、Ⅱ-382ページ「第2-3-92図 経営力再構築伴走支援モデルに重要な「対話」の構成要素と効果」を見ます。

下図について白書は、経営者の自己変革力を引き出し、経営力を強化する目的を達成するためには、経営者との対話、さらに必要であれば経営幹部、後継者や従業員等とも対話することが必要である。

対話する際、相手の話をしっかりと聞き(傾聴)、相手の立場に共感することが重要であり、そのような姿勢によって、相手の信頼感を十分に得ることが支援の前提となる。

傾聴によって聴き出した内容をベースとして、さらに問いかけを発することによって、相手の想い、考えを余すところなく言語化してもらうとともに、その問いかけによって相手の頭の中を整理し、出口の具体化を促していくのが「好ましい対話」であるといえる。

また、経営力強化のためには、経営者が取り組むべきことに腹落ち(納得)し、当事者意識を持って、能動的に行動することが必要である。

「内発的動機づけ」が適切に行われれば、経営環境に変化が生じた場合であっても、経営者自身が自立的かつ柔軟に経営を正しい方向に導くことができると期待され、企業がその「潜在力」を最大限に発揮されることにつながる。

これが「自己変革力」、「自走力」であり、この能力の涵養を意識して支援を行うことが望ましい、とあります。

いきなり来たヨソからの訪問者に心を開いてくるヒトはいないと思います。ですが、我々には面談できる回数と時間に制限があるので、初回であっても、いかに経営者から課題や問題点をうまく引き出すか、ここに技術が求められます。

何度も会うことができ、時には、食事やお酒をともにすると、「実は・・・」という言葉が出てくることがあります。

この言葉を聞くと、それまでは一定の距離があったのがそれが解消され、信頼が醸成されたと、いつも感じます。

信頼感の醸成があってこそのコンサルティングです~!!

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