おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2022年版「中小企業白書」 「第3章 共通基盤としての取引適正化とデジタル化、経営力再構築伴走支援」 Ⅱ-339ページ「第2-3-61図 デジタル化の取組状況別に見た、今後のクラウドサービスの活用方針」を見ました。
今日は、Ⅱ-340ページ「第2-3-62図 今後のクラウドサービスの利用方針の理由」を見ます。
下図から、今後のクラウドサービスの利用方針の理由を見ると、利用を拡大する方針の企業は、業務効率化の実感を挙げる割合が最も高く、情報セキュリティやコスト面をプラスに捉えた企業も4割程度見られる。
他方で、利用を拡大する方針のない企業は、コスト面のデメリットを挙げる割合が最も高く、費用対効果に対する捉え方が分かれていることが見て取れる。同様に、情報セキュリティも3割以上が不安と感じていることが確認される。
この結果について白書は、利用を拡大する方針のない企業は、費用や情報セキュリティに対する不安を過度に見積もっている可能性も考えられる。
また、利用を拡大する方針のない企業の約2割は、クラウドサービスを検討したことがないことも見て取れる。
クラウドサービスの適切なメリット・デメリットの把握により、自社に適したITツール・システムを選定していくことが重要と思料される、とあります。
この選択肢だと、わたしは、「自社の業務に適したサービスが分からない」が筆頭になります。
逆に考えると、「業務の効率化」に向けたデジタル化の手段が分からないために、こうなるのでしょう。
まずは、どのようにしたら、デジタル化で効率化できるのか、この解を見つけることが肝要ということですね!!
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