おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2022年版「中小企業白書」 「第3章 共通基盤としての取引適正化とデジタル化、経営力再構築伴走支援」 Ⅱ-332ページ「第2-3-54図 ここからアプリの閲覧数」を見ました。
今日は、Ⅱ-333ページ「第2-3-55図 ITツール・システムの導入状況別に見た、売上高の変化率と自己資本の状況」を見ます。
下図から、ITツール・システムの導入状況別に、売上高の変化率と自己資本比率の水準の状況を見ると、いずれのITツール・システムの導入予定がない企業に比して、ITツール・システムを導入済若しくは検討中の企業は、売上高の上昇率が高く、いずれも導入予定にない企業は債務超過の割合が約2割にも及ぶ傾向にあることが分かります。
この結果について白書は、以上を鑑みると、セールス及びサプライチェーン分野のITツール・システムを導入予定にない企業には事業の成長意欲が乏しい企業も一定数含まれると考えられ、実態としては、セールス及びサプライチェーン分野のITツール・システムの導入を通じて、事業の高度化を見据える企業が少なくないものと期待される、とあります。
風が吹けば桶屋が儲かるのように、投資をしないと債務超過になる。
脅し文句としても、かなり、強い表現に感じますが、実際に、そうなのだから、これは知っておいた方がよいですね。
投資をせずにいることの怖さです。肝に銘じましょう!
※釧路湿原国立公園を中核とした子ども達の活動に取り組んでいます。是非、クラウドファンディングで応援してください!!
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