おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2022年版「中小企業白書」 「第3章 共通基盤としての取引適正化とデジタル化、経営力再構築伴走支援」 Ⅱ-330ページ「第2-3-52図 業種別に見た、セールス分野の導入状況」を見ました。
今日は、Ⅱ-331ページ「第2-3-53図 業種別に見た、サプライチェーン分野の導入状況」を見ます。
下図から、業種別にサプライチェーン分野のITツール・システムの導入状況を見ると、導入している企業は約3割にとどまることが分かります。
この結果について白書は、セールス分野と同様、感染症流行後より導入した企業は1割を下回っており、感染症が導入促進に大きな影響は与えなかったことが見て取れる。
業種別に見ると、セールス分野の導入率が高い卸売業や小売業に加えて、製造業も約4割の企業が導入している。
製造業は今後導入を検討する企業も2割以上となっており、デジタル化による生産・流通領域の高度化、モノづくりの高付加価値化を図ろうとする姿勢がうかがえる、とあります。
今、ものづくり企業のコンサルティングを行っていますが、これまでは、いかにQCDを高めるか。ここに注力してきました。
ですが、ネットを通じて、消費者から直接注文が入るようになると、セールス力も高める必要がでてきます。
これからは、QCDとセールスの相乗効果をいかにして高めるか。このサプライチェーンの視点が、求められるということですね!
※釧路湿原国立公園を中核とした子ども達の活動に取り組んでいます。是非、クラウドファンディングで応援してください!!
#中小企業診断士 #地域活性化伝道師 #2022年版中小企業白書 #中小企業白書を読む #事業再構築補助金 #補助金の申請
応援クリックお願いします!