おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は、2022年版「中小企業白書」 「第3章 共通基盤としての取引適正化とデジタル化、経営力再構築伴走支援」 Ⅱ-315ページ「第2-3-42図 デジタル化の取組状況別に見た、積極的なIT投資を行っている背景」を見ました。
今日は、Ⅱ-316ページ「第2-3-43図 デジタル化の取組状況別に見た、積極的なIT投資を行っていない背景」を見ます。
下図から、デジタル化の取組状況別に積極的なIT投資を行っていない背景を見ると、下位段階の企業において「必要性を感じない」という割合が高く、2021年のIT投資は段階1の6割以上、段階2の約4割が回答しており、今後5年間のIT投資としても段階1の8割以上、段階2の6割以上が理由としています。
この結果について白書は、下位段階の企業は、業務の棚卸しが十分でないために、ITツール・システムによる効率化の可能性を検討できず、必要性を実感できていないことが考えられる。
支援機関においては、このような企業の経営者に対して、ITツール・システムの導入による業務改善や効率化の可能性に気付かせることが支援のファーストステップとして有用と示唆される、とあります。
近しい友人や知人から、何かをやってみればという、声を頂くことは、誰にでもあると思います。そんなときに、「必要性を感じない」と応えてしまったことも、誰にでもあると思います。
この結果を見ると、そのときに必要性を感じないと思ったのが、本当に正しかったのか、疑問になってしまいます。
そもそも、わたしのように、ヒトから指図されることが嫌いな”あまのじゃく”の方は、特に、気をつけた方がよさそうですね!
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