おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2022年版「中小企業白書」 第2部「 新たな時代へ向けた自己変革力」 昨日はⅡ-290ページ「第2-3-22図 感染症流行前と現在におけるデジタル化の取組状況」を見ましたが、今日はⅡ-291ページ「第2-3-23図 従業員規模別に見た、感染症流行前と現在におけるデジタル化の取組状況」を見ます。
下図について白書は、従業員規模別に前掲の第2-3-21図の結果を示したものである。
これを見ると、感染症流行前は、いずれの従業員規模においても、段階4の企業は1割に満たず、段階3を含めても3~4割程度であったことが分かる。
その後、感染症流行下で従業員規模の大きい企業がデジタル化の取組を進めた傾向にあり、現在は100人を超える企業の約8割が段階3~4に到達している。
他方で、5~20人以下の企業は段階1~2の企業が約5割となっている、とあります。
これまでの技術革新は、大企業等先端の企業が成功した取組が、徐々に中小企業に伝播・浸透していったように感じています。
ですが、デジタル化は、取り組みに成功した企業とそうでない企業とに大別され、いつまでたっても、その差は埋まらないどころか、ますます、拡がっていくように感じます。
創業・起業するチャンスになりそうですが、ガラパコス企業に陥ってしまうきっかけにもなるように感じますね!!
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