おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2022年版「中小企業白書」 第2部「 新たな時代へ向けた自己変革力」 Ⅱ-252ページ「第2-2-162図 エクイティ・ファイナンスのメリット」を見ましたが、今日はⅡ-254ページ「コラム 2-2-6①図 オルタナティブ・ファイナンス(補完金融)の市場規模」を見ます。
下図について白書は、社会のデジタル化の潮流の中で、中小企業の新たな資金調達手法として、インターネットを活用した資金調達手段である、オルタナティブ・ファイナンス(補完金融)が注目され始めている。
オルタナティブ・ファイナンスには多様な形態があるが、代表的なものとしては不特定多数の個人からインターネットを通じて資金を集めるクラウドファンディングや、財務諸表でなく購買データ等の新たな指標をAIにより分析することで融資の可否の判断を行うトランザクションレンディング、従来のファクタリング(小口の売掛債権を売却し流動資金化(現金化)すること)にかかる手続全てインターネット上で完結させるオンライン型ファクタリングなどが挙げられる。
オルタナティブ・ファイナンスの普及は中小企業の資金調達における選択肢の多様化を通じて資金繰りの更なる円滑化に貢献しうるため、社会にとって望ましいことである、とあります。
しかし、世界各国と比較すると依然として日本ではオルタナティブ・ファイナンスの活用が遅れている。コラム2-2-6①図から明白であるように、2020年の市場規模で比較すると、日本はアメリカの約65分の1、イギリスの約11分の1であり、その小ささは歴然である。
わたしも、地域活性化をお手伝いする中で、クラウドファンディングを活用しています。このように、オルタナティブ・ファイナンスという言葉を使っていなくても、資金調達が身近になっているのかもしれません。
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