おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2022年版「中小企業白書」 第2部「 新たな時代へ向けた自己変革力」 Ⅱ-251ページ「第2-2-160図 今後の増資による資金調達の活用意向(売上規模別)」を見ましたが、今日はⅡ-251ページ「第2-2-161図 増資による資金調達を検討したいと思う理由(売上規模別)」を見ます。
下図から、増資による資金調達を検討したいと回答した企業に対して、その理由を見ると、全体及びいずれの売上規模においても、「収益化までに時間がかかる新しい事業にチャレンジができる」の回答割
合が最も高くなっており、次いで「アフターコロナを見据え、事業転換のための投資ができる」、「中長期的な目線で研究開発等ができる」と回答している企業の割合が高くなっていることが分かります。
この結果について白書は、返済の必要がない資金というエクイティ・ファイナンスの特徴が、新規事業や事業転換といった取組のための資金として適していると考えている事業者が一定程度存在することがうかがえる、とあります。
20日に日銀が政策金利を見直すという”黒田ショック”がおきました。この影響は、消費者で言えば住宅ローン、法人で言えば借入利息です。
白書にあるとおり、増資を軍資金とすることで、中長期的に取り組めるだけでなく、金利上昇の影響を受けないことも大きなメリットになります。
先日、北海道・釧路の市場(いちば)に、カニを買いに行きました。ですが、例年の3倍と言われ、潔く撤退しました。
そんな市場の中を見回すと、空き店舗と閉店予告が多いことに気づかされました。
景気が悪化する中で物価高になる「スタグフレーション」に完全に入っているようです。これまでにない試練が待っているように感じます!!
次回の申請に向けて、事業再構築補助金とものづくり補助金の申請相談が増えてきました。〆切間際になると、相談に応じられない恐れがありますので、是非、お早めにご相談ください!
詳しくは、こちらから!
https://link-and-innovation.co.jp/jigyousaikoutiku/
#中小企業診断士 #地域活性化伝道師 #2022年版中小企業白書 #中小企業白書を読む #過剰債務からの脱出 #事業再構築補助金 #事業再構築補助金の申請
応援クリックお願いします!