おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2022年版「中小企業白書」 第2部「 新たな時代へ向けた自己変革力」 Ⅱ-206ページ「第2-2-121図 経営知識・スキルを習得するために有益な学習機会」を見ましたが、今日はⅡ-207ページ「第2-2-122図 経営に関する学習をしない理由」を見ます。
下図から、経営に関する学習をしない理由について見ると、「必要性を感じない」とする経営者が最も多く、過半数となっていることが分かります。
この結果について白書は、第2-2-115図や第2-2-120図で確認したとおり、経営者の学習状況と企業の成長性には一定の相関関係が見られる。
学習機会の中で、顕在的な課題解決だけでなく、経営者自身も気がついていない潜在的な課題を認識することも想定され、現時点で必要性を感じていない経営者においても、一度立ち止まって自身の知識・スキルの状況を見直し、不足する分野や伸ばしたい分野について学習してみることも有益だろう、とあります。
経営者からの相談でもっともよく聞く言葉は、「次に何をして良いか分からない」だと感じています。
そういうわたしも、しばしば、「何を学習してよいかわからない」と「どこで学習してよいかわからない」に陥ることがあります。
何をしてよいか分からない、できないこと、やらねばならぬことは分かっているが、その解決方法が分からない。こういう経験って誰にでもあることではないでしょうか。
料理レシピのように、簡潔に分かりやすく動画で紹介してくれればよいのですが、そういう訳にはいきません
漠然とした不安を、一つ一つ、紐紐解きながら、解決して行くしかない。少し気長にいきましょう!!
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