おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2022年版「中小企業白書」 第2部「 新たな時代へ向けた自己変革力」 Ⅱ-191ページ「第2-2-106図 就任時の年齢別に見た、経営者就任前に経験した職域」を見ましたが、今日はⅡ-192ページ「第2-2-107図 就任経緯別に見た、経営者に就任した動機」を見ます。
下図から、経営者の就任経緯別に、経営者に就任した動機について見ると、「創業者」では、「自己実現のため」や「自分の裁量で自由に仕事をするため」が上位となっていることが分かります。
また、「同族承継」や「内部昇格」では、「従業員の雇用や取引先との関係を維持するため」や「会社の歴史を守るため」が上位となっており、これまでの企業活動を次世代につなぐ動機が上位となっており、また、「親会社や取引先からの派遣・招へい、買収、その他」では、「自身の知識や経験をいかすため」が最も高いことが分かります。
今、放送されている「ファーストペンギン」と「アトムの童」は、ともに、女性が社長に就任せざるを得ない状況から始まったドラマのようですね。起業・創業ではなく、既存の組織にヨソ者が経営者として就任する。しかもそこはおじさんばかりのレガシー企業。想像しただけでも胃が痛くなりそうですが、実際に、外部から経営者とお話すると、従業員との間に少し溝を感じることが多々あります。ドラマのように速いテンポで物事が上手く行くわけはないので、自分の中で、一年目は、二年目は・・・と時間軸を定め、ブレないようにしておく気構えが必要なのでしょうね~!!
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