おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力（ながおかつとむ）です。
昨日は2022年版「中小企業白書」 第２部「 新たな時代へ向けた自己変革力」 Ⅱ-187ページ「第2-2-102図 業種別に見た、経営者の就任経緯（中小企業と大企業）」を見ましたが、今日はⅡ-188ページ「第2-2-103図 業種別に見た、経営者の経営歴（中小企業と大企業）」を見ます。
下図から、業種別に、経営者の経営歴について見ると、中小企業では、経営歴が「10年以上」である割合が最も高く、６割程度に達することが分かります。
この結果について白書は、大企業では、「３年未満」や「３年以上10年未満」の割合が比較的高いことと比べると、中小企業の経営者は経営歴が長い傾向にあることが分かる、とあります。
子どもの頃、駄菓子屋さんで、甘いお菓子を食べながら、何が入っているのだろうと、楽しくのぞき込んでいたのがガチャガチャ。最近では、その巡り合わせを皮肉って、「○○ガチャ」というようです。大企業の「３年未満」や「３年以上10年未満」の割合が比較的高いというのは、良くも悪くも、まさにガチャガチャ。となれば、勤め人は、赤提灯の下で「ボスガチャ」「上司ガチャ」「部下ガチャ」という言葉を酒の肴にしているのでしょうね。それに比べて、我々中小企業経営者は、自分の会社と一蓮托生ですので、いかに良いお客様と出会えるか。そこは日頃の行いの成果であって、ガチャガチャ感はないように感じますね～！！
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