おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2022年版「中小企業白書」 第2部「 新たな時代へ向けた自己変革力」 Ⅱ-160ページ「第2-2-76図 経営理念・ビジョンの浸透状況別に見た、浸透による効果」を見ましたが、今日はⅡ-164ページ「第2-2-77図 マクロ環境の情報収集・分析状況」を見ます。
下図から、経営戦略の策定に際して行う政治(法規制、税制など)や経済(景気や経済成長、金利・為替・株価など)、社会(人口動態の変化など)、技術(新技術の開発や特許、フィンテック・AIなど)といったマクロ環境に関する情報収集・分析の状況を見ると、いずれの項目も8割前後の企業において、情報収集を行っていることが分かる。一方で、経営戦略に反映している割合は2割未満にとどまっていることが分かります。
この項目の冒頭に白書は、経営戦略を策定する上では、自社を取り巻く外部環境や、自社の経営資源といった内部環境の分析を行い、自社の置かれた状況を把握することが重要である、とあります。
例えば、今回のウクライナや為替と金利の問題。このような政治・経済・社会問題が発生すると、織り込まざるをえなくなる、ということです!!
#中小企業診断士 #地域活性化伝道師 #2022年版中小企業白書 #中小企業白書を読む
応援クリックお願いします!