おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力（ながおかつとむ）です。
昨日は2022年版「中小企業白書」 第２部「 新たな時代へ向けた自己変革力」 Ⅱ-62ページ「第2-1-51図 事業再構築の規模」を見ましたが、今日はⅡ-63ページ「第2-1-52図 事業再構築による売上面での効果」を見ます。
下図から、事業再構築による売上面での効果を見ると、「効果が出る見込みは薄い」及び「既に撤退している」と回答した企業を除いた割合は96.0％となっており、事業再構築の実施は売上面で一定の効果が期待できることが分かります。
また、事業再構築の開始時期別に見ると、2021年１月以降に事業再構築を開始した企業の方が、「既に効果が出始めている」と回答した企業の割合が低くなっていることが分かります。
この結果について白書は、売上面での効果が出るには一定程度の期間を要することから、早めに取組を開始することが重要といえよう、とあります。
仮に失敗、というか売上が上がらなかったとしても、その結果が得られたことが成功というふうに、何でも前向きに、楽観的に考える姿勢も、事業再構築には必要と考えますね！！
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