おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2022年版「中小企業白書」 第2部「 新たな時代へ向けた自己変革力」 177ページ「第2-1-44図 事業再構築 従業員規模別 実施状況」見ましたが、今日は178ページ「178ページ「第2-1-45図 事業再構築 業種別 実施状況」」を見ます。
下図から、事業再構築の実施状況を業種別に見ると、宿泊業・飲食サービス業において特に事業再構築を行っている割合が高くなっており、実施予定の企業を含めると、小売業や生活関連サービス業・娯楽業の割合が高くなっていることが分かります。
この結果について白書は、これらの業種は感染症流行の影響をより受けた業種でもあり、売上減少が続く中で事業再構築を実施している様子がうかがえる、とあります。
先月末に、第7回事業再構築補助金の申請が終了し、目下、次回、申請を検討しているという経営者からお話を伺っているところです。
この中で感じるのは、申請条件であるコロナとの関係です。というのも、今、我々を取り巻く脅威は、燃料高、食料品高、円安による仕入高、株安、ロシア問題、中国経済の悪化等、様々な問題があり、なによりも地域は、少子高齢化という根本的な問題を抱えています。
コロナの中で、業種毎にどのように事業再構築を行っていくのか、この組立が非常に難しくなっているように感じています!!
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