おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力（ながおかつとむ）です。
昨日は2022年版「中小企業白書」 第２部「 新たな時代へ向けた自己変革力」 123ページ「第2-1-4図 業種別に見た、中小企業の営業利益」を見ましたが、今日は124ページ「第2-1-5図 業種別に見た、中小企業の借入金」を見ます。
下図から、業種別に2019 年比の中小企業の借入金を見たものである。
飲食サービス業、小売業、生活関連サービス業において、2019 年と比べて借入金が増加しており、特に飲食サービス業においては、2021 年第２四半期に、2019 年から倍増している。足元においても、2021 年第４四半期は多くの業種で借入金が増加している。感染症下における資金繰りを借入金で賄っていることが示唆される、とあります。
これは無利子無担保の、いわゆる、ゼロゼロ融資が実行されたからでしょう。問題はこの融資が投資ではなく、運転資金に回ったことです。返済期間が来たときに、きちんと返せるか･･･数年後、大きな問題となりそうですね！！
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