おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力（ながおかつとむ）です。
昨日は令和3年版（2021年版）「観光白書」の42ページ「図表Ⅱ－ 8 宿泊業及び旅行業への影響」見ましたが、今日は43ページ「図表Ⅱ－ 9 宿泊業 雇用の状況」を見ます。
下図について白書は、総務省「労働力調査」により宿泊業の雇用者数についてみると、2020年（令和2年）には雇用者数が前年比で約12％減少した。このうち正規雇用者数が約8％の減少であったのに対し、非正規雇用者数は約15％の減少となった、とあります。
要するに、非正規雇用者を調整弁とすることで景気の落ち込みを乗り越えているということです。問題は、観光客が戻った際に、クビにした人を呼び戻せるか、コロナ前の戦力が整備できるかということです。これを見越して、コロナ禍の苦しい状況下でも非正規雇用者の雇用を継続していた経営者は本当に立派ですね～！！
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