おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2021年版「中小企業白書」のⅡ407ページ「第2-3-91図 他のM&A支援機関と差別化している要素(民間M&A支援事業者向け)」を見ましたが、今日はⅡ-408ページ「第2-3-92図 M&A支援機関から見た、10年前と比較した中小企業のM&Aに対するイメージの変化」を見ます。
下図から、M&A支援機関が中小企業のM&Aに対するイメージの変化を見ると、買収すること、売却(譲渡)することのいずれも、「プラスのイメージになった」とする割合が9割前後となっており、ほとんどのM&A支援機関が中小企業のM&Aに対するイメージの向上を実感していることが分かります。
この結果について白書は、このような中小企業のM&Aへの関心の高まりを受けて、オンラインマッチングサイトなど新たな形での中小企業のM&Aを支援するプラットフォームも増加している。
今後、中小企業の課題やニーズに沿った形でM&A支援が更に充実していくことを期待したい、とあります。
かつては、M&Aといえば、外資企業による人員削減、リストラというイメージが強かったですが、それは変わりつつあるということが、今回の白書で確認できたのではないでしょうか。
特に過疎地域においては、いかに小さい企業・事業者であっても、経営を続けることにより、地域住民はその商品サービスを得られるし、雇用という経済効果の創出します。
よって、経営者が高齢になったからといって、引退廃業というこれまでの既定路線を変える、意識の変化が求められているのでしょうね!!
ということで、中小企業白書2021はこれで読破です。明日からは「令和3年版観光白書」をチェックしていきます!!
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