おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2021年版「中小企業白書」のⅡ-389ページ「第2-3-76図 従業員規模別、売り手としてのM&A実施意向」を見ましたが、今日はⅡ-390ページ「第2-3-77図 売り手としてのM&Aを検討したきっかけや目的」を見ます。
下図から、売り手としてのM&Aを検討したきっかけや目的を見ると、「従業員の雇用の維持」や「後継者不在」といった事業承継に関連した目的の割合が高い一方、「事業の成長・発展」も48.3%と高く、約半数の企業が成長のために売り手としてのM&Aを検討していることが分かります。
本来であれば、経営者である自分の引退とともに、従業員を解雇せざるを得ないという前提が多いが故に、こういう結果となるのでしょうか。その一方で、従業員の更なる幸せを実現するために、事業の成長・発展を願っている。売り手の経営者の優しさが感じられますね!!
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