おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2021年版「中小企業白書」のⅡ-379ページ「第2-3-70図 買い手としてM&Aを実施する際に重視する確認事項」を見ましたが、今日はⅡ-380ページ「第2-3-71図 希望するM&Aの形態別、買い手としてM&Aを実施する際に重視する確認事項」を見ます。
下図から、希望するM&Aの形態別に買い手としてM&Aを実施する際に重視する確認事項について見ると、水平統合の場合は「直近の売上、利益」や「借入等の負債状況」など財務面を重視する傾向にあり、垂直統合の場合は、「既存事業とのシナジー」や「事業の成長性や持続性」など事業そのものを重視する傾向にあることが分かります。
う~む。もしも自分が買い手ならこういう時は何を見るのでしょうか?売上や借入金に固執してしまうと大事なことを見逃しそうな気がするし、技術やノウハウを見定める目利きはないし・・・。なによりも買収される側の経営陣の人柄なんてすぐに分かるものでもないし・・・これは悩ましいですよ~!!
#中小企業診断士 #地域活性化伝道師 #2021年版中小企業白書 #中小企業白書を読む
応援クリックお願いします!