おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力（ながおかつとむ）です。
昨日は2021年版「中小企業白書」のⅡ-356ページ「第2-3-50図 事業承継の意向別、感染症流行による事業承継に対する心境の変化の具体的内容」を見ましたが、今日はⅡ-358ページ「第2-3-51図 Ｍ＆Ａ件数の推移」を見ます。
下図から、我が国企業のM＆Aの件数について確認すると、M＆A件数は近年増加傾向で推移しており、2019年には4,000件を超え、過去最高となったことが分かります。
この結果について白書は、足元の2020年は感染症流行の影響もあり前年に比べ減少したが、3,730件と高水準となっている。
これらはあくまでも公表されている件数であるが、M＆Aについては未公表のものも一定数存在することを考慮すると、我が国におけるM＆Aは更に活発化していることが推察される、とあります。
M＆Aといえば、大企業の合併というイメージがあり、中小企業にはなじみのなかったですが、近年、事業承継の選択肢として、あるいは企業規模拡大や事業多角化の手段などとして中小企業にとっても身近な存在になりつつあるということですね。
#中小企業診断士 #地域活性化伝道師 #2021年版中小企業白書 #中小企業白書を読む
応援クリックお願いします！
