おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2021年版「中小企業白書」のⅡ-329ページ「第2-3-34図 現経営者が事業承継前(5年程度)に承継に向けて実施した取組」を見ましたが、今日はⅡ-330ページ「第2-3-35図 就任経緯別、現経営者が事業承継前(5年程度)に承継に向けて実施した取組」を見ます。
下図から、就任経緯別に現経営者が事業承継前5年程度の間に承継に向けて実施した取組について見ると、「その他」、「特になし」を除く全ての項目において同族承継が最も高い割合となっていることが分かります。
この結果について白書は、第2-3-31図で見たとおり、同族承継においては事業承継の意思を伝えられてから就任するまでの期間が長いことを考慮すると、承継に向けて様々な準備に取り組んでいる様子がうかがえる。
一方で、「外部招へい・その他」においては、「特になし」とする者が37.9%となっており、準備期間の短さが影響している可能性が考えられる、とあります。
この図を見ると、内部からの後継者は他社で修行した後に、先代の経営をじっくり学ぶのが良いように感じますね!!
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