おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力（ながおかつとむ）です。
昨日は2021年版「中小企業白書」のⅡ-322ページ「第2-3-25図 後継者有無別、営業利益成長率（2015年から2019年）の中央値」を見ましたが、今日はⅡ-322ページ「第2-3-26図 後継者有無別、従業員数成長率（2015年から2019年）の中央値」を見ます。
下図から、後継者有無別に、2015 年から2019年の従業員数成長率の中央値を見ると、後継者有企業において従業員数成長率が高い傾向にあることが見て取れます。
ここまでを踏まえ白書は、本分析においても後継者有企業の方が総じてパフォーマンスが高く、後継者有無と企業パフォーマンスが相関関係にある様子が見て取れた。事業継続を希望しながらも後継者不在が課題となっている企業においては、後継候補者の選定や意思確認を進めるだけでなく、事業の見直しや経営改善に取り組むなど、企業の磨き上げに注力することも重要といえよう、とあります。
要するに、勢いのある会社には、自ずと、後継者も現れるということで、そのためには、日頃の蓄積が大事ということですね！
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