おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2021年版「中小企業白書」のⅡ-213ページ「第2-2-29図 情報セキュリティ対策の内容(製造業・非製造業別)」を見ましたが、今日はⅡ-214ページ「第2-2-30図 情報セキュリティ対策推進に当たっての課題(業種別)」を見ます。
下図から業種別に情報セキュリティ対策推進に当たっての課題を見ると、「資金が不足している」という回答が最も多かった「宿泊業,飲食サービス業」を除き、いずれの業種においても「社内の検討・推進体制が整わない」や「セキュリティ対策を実施できる人材がいない」という課題を挙げる割合が最も多く、情報セキュリティ対策の体制面が追いついていないことが示唆されます。
なんと「資金が不足している」は「宿泊業,飲食サービス業」がダントツになっています。これは宿泊業,飲食サービス業には情報人材が充足しているという訳ではなく、運転資金に窮迫しているということの証左なのでしょう。宿泊業,飲食サービス業の経営者は競合他社と差別化を図るためには、あまたある補助金を積極的に活用するスタンスが望ましいのかもしれませんね!!
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