おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2021年版「中小企業白書」のⅡ-174ページ「コラム 2-2-1①図 7つの取り組みの観点」を見ましたが、今日はⅡ-176ページ「コラム 2-2–1③図 中小規模製造業の目指す姿」を見ます。
下図について白書は、第1項の「製造分野のDXを理解する」では、製造分野のDXの定義や、目指す姿、推進ステップを示している。
目指す姿では、顧客価値向上のため中小規模製造業が取り組むべき変革の方向性として、以下のとおり、3つ例示した。(コラム2-2-1③図)。
これらの目指す姿を参考に、自社のビジネスに当てはめ、目指す姿を明確化した上でDXに取り組む必要があるとしている。
目指す姿を描かずにDXを進めても、単なる掛け声で終わる可能性が高
いといえる、とあります。
この視点は製造業へのコンサルティングの際に織り込むべき視点です。というのも、どうしても我々は製品変革にこだわってしまいますが、経営者にはビジネスモデル変革や生産プロセス変革を視野に入れた働きかけをせよという示唆に感じるからです。
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