おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2021年版「中小企業白書」のⅡ-142ページ「第2-1-119図 消費者のSDGsの認知度の推移」を見ましたが、今日はⅡ-149ページ「第2-1-121図 企業規模別に見た、直接輸出企業割合の推移」を見ます。
下図から、感染症流行以前の海外展開の動向について企業規模別に、直接輸出企業の割合を見ると、中小企業の輸出企業割合は長期的に増加傾向にあることが分かります。
また、中小企業の輸出額と売上高に占める輸出額の割合の推移を見る
と、足元では減少が見られるものの、長期的にはいずれも増加傾向にあることが分かります。
この図の序文に、感染症の動向は国ごとに異なり、海外に販路や生産拠点を持つ中小企業には深刻な影響を与えた一方、我が国の人口が減少する中、海外需要獲得は引き続き重要である、とあります。
感染症に対する考え方が国によってここまで異なるとは思いませんでしたね。その結果、コロナ禍にあっても、中小企業の輸出企業割合は増加傾向が維持されています。しかし接種率が高まっても、日本の経済だけが取り残されてしまったように感じます。このあと、年末にかけて、どのように挽回していくのか、注目していきたいですね!!
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