おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2021年版「中小企業白書」の162ページ「第 2-1-2図 資金調達構造の変遷」を見ましたが、今日は163ページ「第 2-1-3図 自己資本比率の推移」を見ます。
下図について白書は、足元では大企業と中規模企業の自己資本比率は同水準だが、中規模企業では利益剰余金が占める割合が高く、特に 2000 年代以降、利益の蓄積によって自己資本比率を改善させてきたことが分かる。一方、小規模企業では、2000 年代までは利益剰余金の割合が少なく、マイナスに転じた年もある。2010 年代に入ると、利益剰余金の割合が大きく増加しており、自己資本比率の上昇につながっている、とあります。
我々、中小企業診断士は企業分析をする際に、自己資本比率がどれほど30%に近いかを一つの基準にします。しかし、昨日?、日経新聞に米国企業は自己資本比率にこだわっていないとありました。その理由はROEの観点からすると、自己資本が多いのは効率的な経営とは言えないということ。なるほど!という感じですね~!!
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