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投資資金の二極化が生む投資方法の違い

おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。

昨日は2020年版「中小企業白書」Ⅱ-261ページ「第 2-3-53 図 価格転嫁の成否別に見た、今後 3 年間の投資に必要な利益・剰余金の確保状況(受注側事業者)」を読みましたが、今日はⅡ-262ページ「第 2-3-54 図 投資に必要な利益・剰余金の確保状況別に見た、今後 3 年間で最も投資を行いたい分野」を見ます。

下図から、受注側事業者における、今後3年間の投資に必要な利益・剰余金の確保状況別に、最も投資を行いたい分野を見ると、投資に必要な利益・剰余金を「十分に確保できている」、「ある程度確保できている」と回答した企業では概して、「研究開発投資の増加」、「設備投資の増加」、「新規雇用の拡大」といった、成長に向けた投資を希望する割合が高いことが分かります。

これに対して、「確保できていない」と回答した企業では「現預金の増加」、「有利子負債の削減」といった回答の割合が高く、成長に向けた投資に対する意向が相対的に低くなる傾向が見て取れることが分かります。

投資資金の有無が成長力に影響しているということですね。分かっていることとは言え、資金繰りが厳しい企業には厳しい結果ですね~!!

#中小企業診断士 #地域活性化伝道師 #中小企業白書 #付加価値の獲得

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