おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡 力(ながおかつとむ)です。
昨日は2020年版「中小企業白書」のⅡ-249ページ「第 2-3-44 図 販売先数別に見た、コスト全般の変動に対する価格転嫁の状況(受注側事業者」を読みましたが、今日はⅡ-250ページ「第 2-3-45 図 取引依存度別に見た、コスト全般の変動に対する価格転嫁の状況(受注側事業者)」を見ます。
下図から受注側事業者における、取引依存度別に見た価格転嫁を見ると、「製造業」においては、取引依存度が高くなるほど「転嫁できなかった」と回答する企業の割合が高まる傾向にあり、取引依存度の高さは価格転嫁交渉力を低下させる可能性が指摘される。
他方、「サービス業」、「その他」では、そうした傾向は見られず、取引依存度が50%超の企業において「概ね転嫁できた」と回答する割合が高くなっていることが分かります。
取引先の依存度が高いことのデメリットですね。その反面で受注が安定するというメリットもあるので、このバランスの検討を促しているということですね!!
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